アクセルヘルパー(バカテンポの人じゃないよ!(笑))装着。

昨日は、レーシングカートに、アクセルヘルパーというパーツを取り付けしました。
カート乗ってる人じゃないと、どんなパーツか想像もつかないかも(^-^;


レーシングカートのエンジンは、今でこそ、セル付き(普通車と同じようにボタンなどで
簡単にエンジンがかかる)のものが増えてきましたが、昔は、ダイレクトと呼ばれる
「押しがけ」でかけるエンジンがほとんどでした。
もちろん、今でもダイレクトのエンジンは多いです。
自分のカートのエンジン(YAMAHA KT100SD)も、この押しがけの必要なタイプのエンジンです。


さて、「押しがけ」と言っても、これまた理解出来ない方が多いと思います。
どのようにして、エンジンをかけるかというと・・・
1)カートの後部を持ち上げて(右手:リアバンパー、左手:ステアリング、目線は前方)、ダッシュ
2)勢いがついたら、リアバンパーを離す。ダッシュは継続。
3)エンジンがパラパラ回り始めたら、シートに飛び乗る!
4)すかさず、アクセルを少し踏み(アクセル全開にするとかかりません)、エンジンをかける。
というような感じです。
慣れれば、普通に出来ますが、初めて乗りに行って一発で出来る人は、まずいないでしょう。
最初は一緒に行った人などに、押すのを手伝ってもらいます。


さてさて、ある程度慣れた人でも、登り坂だったり、キャブレターの調整がうまくいっていなかったり、
自分が疲れている場合は、3)〜4)で失速して、エンジンがかからない場合があります。
飛び乗った後に、即、アクセルを踏めれば良いのですが、どんなに素早くやっても、
多少のタイムラグは出てくるし。
そこで登場するのが、今回取り付けたアクセルヘルパーです。
シートの後ろにレバーを付けて、そのレバーを引くと、アクセルが開いた状態となります。
つまり、3)で飛び乗る頃にレバーを引いてやれば、アクセルを踏んだ状態となるので、
そのまま加速していくわけです。
ある程度加速した頃に、落ち着いてシートに座って、アクセルを踏んでやればOKなので、
押しがけがかなり楽になると思われます。


気をつけなければいけないのは、加速したカートに置いてかれないようにすること!
そんなバカな(^-^;と思うかもしれませんが、意外にあるんです。
ドライバーは勢いがついてるからコケて、カートだけが走っていきます・・・。
世界選手権に出ているようなドライバーでもやってたし、カート場で実際に見たこともあります。
これは、恥ずかしいし、危ないから、気をつけないとね。


アクセルヘルパーの取り付けは、そんなに苦労することもなく完了。
カートって、何やるにしても、普通の車よりお手軽で良いね。
自分で出来るところが多いし、レース出るわけじゃないから、カートショップに行くことが
ほとんど無い。
お店の人にすでに忘れ去られてそう(^-^;


取り付けたら取り付けたで、試してみたくなる〜。
でも、当分は走りに行く予定は無し。
早くて今週末・・・うーん、今週末は無理かな?
土曜は遠出(早朝出発、深夜帰宅の予定)、日曜は休養、
月曜は来年のフォーミュラニッポンマシンテスト走行見学だからなぁ。
走るとしたら、月曜にFポン見学をやめて(もしくはちょっと見てから)だけど・・・。