家がゲーセンに!?

先日PS4購入の日記を書きましたが、今回もまたゲーム日記です(笑)


プレステ4購入の2か月ほど前・・・
我が家にレーシングシミュレーター環境を導入しました!!!
なんちって(笑)


プレイステーション3グランツーリスモ(GT6)用にステアリングコントローラーと
それを設置するためのコックピットを購入しました。
ロードスターを手放してしまい、走りの車が無くなったのでその代わりと、
家族への教育(笑)のために・・・というわけ。
(まだレーシングカートがあるからまるっきりサーキット走行出来ないわけじゃないけど)


実は、プレステ2の頃のグランツーリスモでステアリングコントローラーを買ったことが
あったんだけど、そのステアリングコントローラー自体の性能と設置方法、
グランツーリスモの車の挙動が原因で、全然リアル感が無く、数時間プレイして
即売り払ったことがあった。
それからは普通のコントローラーでプレイしてきたんだけど、最近、富士スピードウェイ
レースの時に、ステアリングコントローラー&コックピットが出展されていて、
プレイしてみたら当時とはかなり異なり、本物っぽいと感じ、これなら楽しめそうと
今回の導入に踏み切りました。


ステアリングコントローラーは、本当に多種多様あり、もちろん価格もいろいろ。
フォースフィードバックの有無、シフト形式がHパターン、シーケンシャル、パドルなど。
出来るだけリアルなものが良いと思い、厳選した結果、ロジクールのG29と
スラストマスターのT500RSとT300RSが最終候補に残りました。


一番良さそうなのはT500RS。


[長所]
フォースフィードバックがとても強く、リアルらしい。
YouTUBEにある動画を見ても、フォースフィードバックでのステアリングの回転が非常に速い!
ペダルも吊り下げ式とオルガン式に変更できるこだわりの造り。
標準でクラッチ付き。


[短所]
発売が古い。
今は生産していない(?)らしく、とても高い!プレミア価格。
正式にプレステ4に対応していない。(動作するらしいが)
動作音がうるさい。
パドルシフトがステアリングと一緒に動かない。
別売りのHパターンシフトが高い。


そのT500RSの後継となるのがT300RS。


[長所]
T500RSに比べれば安く、新しい、動作音が静か。
フォースフィードバックもT500RSと同じくらいらしい。
パドルシフトがステアリングと一緒に回転するようになった。
PS4にも正式対応している。


[短所]
パドルシフトのみ対応のペダルのため、クラッチがついていない。
Hパターンシフトを導入するには、シフトと共にペダルセットも買い替えなければならない。
別売りのHパターンシフトが高い。


そしてG29。


[長所]
発売されたばかりだが、T300RSと同じくらいの金額。
PS4に正式対応している。
T500RSやT300RSと比較して、別売りのHパターンシフトが安い。
標準でクラッチペダル付き。
ステアリングに走行しながらいろいろな設定が変更出来るダイヤルなどがついていて便利そう。
シフトタイミングランプも付属。
D型形状とステアリング、スイッチ類のデザインがカッコいい。


[短所]
T500RSやT300RSと比較するとフォースフィードバックが弱いらしい。
YouTUBEにある動画を見ても、回転速度は明らかに遅い。
PS3ではHパターンシフト、シフトタイミングランプは使用不可。


長いこと悩んだ結果、Hパターンシフトを使用したいのと、後々の投資を少なくしたいため、
G29を購入しました。
PS4正式対応の方が良いしね。
あと、スラストマスターの方は、結構、壊れたって書いてる人が多くて、
それも回避の一因です。
ま、G29は出たばかりだから、まだ壊れたってのが少ないだけかもしれないけどね。
G29購入後、富士スピードウェイでT500RSを触る機会があったけど、たしかにすごい良かった。
単純なステアリング機能だけを見たら、間違いなくT500RSの方を選ぶね。
でも、G29のフォースフィードバックはたしかにT500RSよりは弱いけど、
それでも充分なレベルだと思う。
ちなみに、買った後にプレイしていて思ったけど、Hパターンシフトはいらないかも・・・(^-^;
雰囲気的には本物に近くなるけど、純粋な速さで考えると遅くなるからね。


ステアリングコントローラーが決まったところで、お次はコックピット。
PS2の頃、机にステアリングコントローラー付けてプレイしてたんだけど、
ドライビングポジションが酷いし、ガタガタいうしで、今回はちゃんとコックピットを
買わなきゃダメだなと思ったので。
コックピットの選択肢はプレイシートかロッソモデロの二択。


ヤフオクとか見ると、中国製の安いのが出てるけど、どれもどこかに許容出来ない部分があって、
選択肢からは外れました。


プレイシートは富士スピードウェイで体験する機会があったけど、
シートポジションが好みじゃない。
あと、畳んでも大きい・・・。
造りはしっかりしていて良いんだけどね。
部屋が狭いから、出来るだけ畳んで小さくなるものが良かったのです。
で、ロッソモデロにはピッタリなモデルがありました!
GTD-SS!

シートが付属していない分、畳むとかなり小さくなります。
しかも、ステアリングコントローラー一式を付けたまま畳める!


これが非常に良い。
コックピット買うまではコタツの天板にステアリングコントローラーを付けて
プレイしていたんだけど、プレイ後に非常に邪魔でした。
物を置く場所も少なくなっちゃうし、歩くときにも足にぶつかるし。
それがコックピットごと畳んで置いておけるようになったから、かなりスッキリしました。


ま、本来ならシート一体型のが良いんだろうけど、それだと部屋に入らないし、
うちにはフルバケもあるから、それで代用すれば全く問題ありません。

むしろ、シートの位置を自由に変えられるので、自分以外がプレイする場合でも、
快適にプレイ出来ます。
ロッソモデロのコックピットはポジション変更のために調節出来る箇所が多いので、
とても良いね。
ちなみにフルバケには6点式シートベルトも取り付けたので、シートベルトをして
プレイすることも可能です(笑)

実際シートベルトしてみたら、雰囲気的にはバッチリ!
傍から見るとアホですが(爆)


そんなわけで部屋がゲーセンみたくなりました(笑)
グランツーリスモ以外にもDAYTONA USAをやってみましたが、
非常にプレイしやすい!
途中でステアリング止めるのが、普通のコントローラーじゃ難しいからね。
こんな環境が学生時代にあったら、狂ったようにやりまくっただろうな。
・・・無くて良かった(^-^;


んで、皆さんが結構気になっているのはココかなと思う・・・
「この環境は実際にサーキットを走る場合のシミュレーターとなるのか!?」
自分の感想としては、うーん・・・微妙。
大まかなブレーキングポイントやライン取りなんかを学ぶことは出来るかもしれないけど、
いかんせん、Gを感じることが出来ないから、個人的には実車を走らせる時とは大きく違うと思う。
Gが無いから恐怖感も無いし、リアが滑っている感覚もあまりわからない。
フォースフィードバック付きのステアリングだから、ステアリングからの
インフォメーションは来るけど、それだけじゃインフォーメーション的に乏しい。
路面のうねりなどでステアリングに反動が来るのはすごいと思うけどね。
初心者が上記のライン取りや、荷重のかけ方とか基本を理解するには良いかもしれない。
でも、オートスポーツ誌のプロレーシングドライバーへのインタビューでも、
シミュレーターが役に立つと答えてた人と、役に立たない(実車に乗った方が良い)って
答えてた人が半々くらいだったから、人それぞれ異なった感想になりそう。


あと、GT6では車の動き的にまだ実車とは異なると思う。
特にレーシングカートなんか、実際とは大きく違う。
実際のカートではステアリングを切るのは、こぶし1つか1.5つ分くらいで済むけど、
GT6ではもっと切らないと曲がっていかない。動きが非常にダル。
今後のシリーズではもっと改善されていくだろうから、そこは期待だね。


結論としては、やっぱり実車が最高で、実車の楽しさには大きくかなわない。
でも、安価に、世界中のサーキットを、いろいろな車で、リスク無く体験出来るのは素晴らしいと思う。
実車でサーキット走るとなると結構お金かかるし、頻繁に行ける人は限られるからね。
ゲームでだけしかサーキット走行を経験したことない人で、お金や環境が問題無ければ、
ぜひ実車で経験してほしいね。
本当、楽しいから(^-^)