【WEC】今年は無事開催!トヨタ圧勝のレース!

決勝日、台風が近づいていることもあり、昨年に続き雨でレースは行われないんじゃないかという
心配がありましたが、一日中曇りでした。

一時、日が射して暑かったですが、それ以外は寒いくらい。
前日に続き、ベンチコートです。


この日は写真撮影メインです。
スタートはコカコーラコーナーに陣取りました。
スタート直前になると、わらわらとカメラを持った人たちが来ます。
先にいた人の後ろに行けば問題無いのですが、周囲を確認せずに人の前に立ったりするので、
後ろの人に注意されている人も・・・。
スタート間際に来るのではなく、もう少しゆとりをもって陣取りましょう。
そして、写真を撮る時は周囲の人の邪魔にならないことを確認しましょう。
先にいた人の邪魔になるような場所で撮影してはいけません。
早朝から場所を取って、長い時間その場で撮影の瞬間を待っている人もいるのです。
また、写真は撮らなくても、観戦のために待っている人もいるのです。
それがスタート直前に来た人に邪魔されたら・・・誰だって嫌な思いをしますよね。
相手の立場になって考えましょう。
写真を撮ることにしか意識がいっていない人が多くいると感じます。


また、場内放送でも流れていますが、座席、駐車場の確保はやめましょう。
ピットウォークやグランドスタンド裏に行っている間の座席確保程度であれば
個人的には問題無いとは思いますが・・・。
ただし、ガムテープでレジャーシートを貼り付けるのはガムテープの汚れが座席に
残ったりするので、絶対にやめましょう。
混んでいる時は余分なスペースは取らない、ごみはきちんとごみ箱へ、
喫煙は決められた喫煙スペースで。
以上、今回のマナーアップ推進のお知らせでした(笑)
たぶん、今後もまた同じようなことを書きますが、書かなくても良くなるように、
マナーアップされれば良いと思います。
みんなでレースを楽しめるように、ひとりひとりが考えていきましょう!


さて、レースですが、6時間のレースがスタートした直後の1周目は、
LMP1クラスで激しい順位変動がありました。


これはどのメーカーが優勝するかわからないなと思ったのですが・・・
周回を重ねるごとにトヨタの2台が他の車を引き離していきます。
特にアウディはそのペースに全くついていけません。
ポルシェもじわじわと差を開けられていきます。
正直、これほどトヨタの実力が抜きん出ているとは思いませんでした。


今回は6時間の耐久レースなので、1か所1時間程度で、
コカコーラコーナー → 100R → アドバンコーナー → 300R → ダンロップコーナー →
プリウスコーナー → グランドスタンドの順に移動しました。

1コーナーやアドバンコーナーからの立ち上がりがトヨタやポルシェはすごい速い!
低速はそうでもないけど、中速から一気に伸びてくる感じ。
この加速感は他のカテゴリーのマシンでは見られないなぁ。
瞬間的に1000馬力出てるらしいけど、まさにパワー炸裂といった感じ。
スーパーフォーミュラにこのパワーユニット載せたら、F1より速くなりそう(^-^)


100Rの森の中は、いつも素晴らしいサウンドホール。
コカコーラコーナーを立ち上がってきたマシンのサウンドが左から入ってきて、
100Rを通過する時には前方、そしてアドバンコーナーに入っていくときには右へと
変化していきます。
それが森の木々に反響して、より素晴らしいサウンドが聴けるのです。
WECはマシンによってエンジンが異なるので、いろんなサウンドが聴けるのも良いですね。
しばらくの間、森の中でサウンドを聴いてみるのも楽しいものですよ。


100Rの森を抜けて辿り着くのは100Rの芝生エリア。
ここはいつものんびりした雰囲気です。
テント持参で設置して、一日のんびりと観ている人もいます。
コーナーの中心となるの位置なので、左から右にぐるーっと回り込んでいくマシンが見られます。
マシンやドライバーによって、微妙に通るラインが異なるのもわかります。
写真を撮るにはフェンスが邪魔ですが、超スローシャッターで撮れば、なかなか面白い写真が撮れます。

また、富士山と一緒にマシンを撮ることも可能です。(フェンスが入っちゃいますが(^-^;)


100Rの次はアドバンコーナー(ヘアピン)へ。

ここでにしやま君に会いました。
金曜日も行ってたけど、会えなかったからね(^-^;
重要なシーンだったのか、しっかりと国際映像でもとらえられていました(本当!)(笑)
それを観たゲスト解説の松田次生選手が「望遠のついたカメラ持ってるお客さん多いですね」と
言っていました(笑)


続いて300Rへ。


ここで観ている時に、フルコースイエロー(FCY)となりました。
FCYになると、全車60km/hでの走行が義務付けられます。
この速度なら、オフィシャルがコース脇に出て作業しても安全ですね。
F1日本GPビアンキ選手の件があるので、これはとても良いルールだと思います。
しかし、先日のビアンキ選手の件の日記にも書いたとおり、一台でも見逃すマシンがいると危険です。
今回はFCY解除を見逃したマシンがいました。
後ろから猛然と加速してくるLMP1マシンの前に、60km/hで並走しているマシンが2台。
LMP1マシンは急ブレーキで追突は免れましたが危ない瞬間でした。
もっと明確に、どのマシンも見逃すことが無いように改善しないと危険だと思います。
自動的に全車一括でコンピューター制御出来れば良いんでしょうけどね。


ダンロップコーナーはいつもの如く、混んでました。
写真も撮りやすいし、マシンとも近いので人気ですね。


今回はダンロップコーナーにミシュランの看板がたくさん!!!
ミシュランコーナーになっちゃいそう(笑)

さすが国際レースだけあって、あちこちの看板が普段とは違うものになっていました。


プリウスコーナーに来たころには少し暗くなり始めてきました。


暗くなってくると、ライトやマシンにつけたLEDが綺麗に見えてきます。


毎年見てるけど、アウディのリアウィングのブレーキランプ、良いですねぇ。

このコーナーにはポルシェ復活の看板がありました。


ゴールはグランドスタンドで。
今回のレース、大きなクラッシュは無かったですが、ロータスの火災は結構すごかったようです。

その時はプリウスコーナーにいて煙しか見えませんでしたが。
ドライバーに怪我がなくて何より。
ゴール30分前くらいからかなり暗くなってきました。


暗くなってくると、ル・マンらしくて良いね。
どうせなら、ゴール時間をもっと遅くしてもらいたいけど。
7時間耐久だとちょうど良いかな。


サインボード、電光掲示板なんだね。

ま、夜に走ることもあるし、これじゃないと見えないから、当然と言えば当然だけど、
普段見ないから新鮮。
結果はトヨタ1-2フィニッシュで圧勝。
3位のポルシェに1周差をつけました。







99号車アストンマーティンはGT Proクラスの3位に入りました。

あと、井原選手が3位に入り、WEC史上初の表彰台に上がった女性ドライバーとなりました。


今年は天候に恵まれ、しっかりとレースが観れて良かったです。
今年のレース観戦はインタープロトとニスモフェスティバルリハーサルで終了かな?
一年が過ぎるのが早いなぁ。


そうそう、住んでいる地域で文化祭?みたいのがあるので、写真を出品しようと思っています。
写真でも絵でも習字でも何でも良いそうです。
どの写真を出すか選ばないと。
今年撮った写真の中から選ぶの大変だなぁ。
ついでに来年のカレンダー用の写真も選ぶとするか。
これも毎年たくさんの写真の中から12枚選定するのに苦労する・・・。
モータースポーツ写真の手作り卓上カレンダーですが、もし欲しい方がいるようなら、
プレゼントなんかもやろうかな?(笑)