JAF GP 富士スプリントカップ。

JAF GP行ってきました。
土日2日間とも秋晴れの素晴らしい天気の中、レースが行われました。

飛行機雲もこんなに!
富士スピードウェイ上空はたくさんの旅客機が通るので、
何本もの飛行機雲があちこちに出来てました。


もわもわっと紅いもの・・・

紅葉の間から撮ってみました。(以前もやったなぁ(笑))

こんなに綺麗!


そして・・・

世界文化遺産の富士山もこのとおり、とても綺麗に見えました!
ちなみに上記の紅葉と富士山と一緒に写っているマシンはF4。
毎年、コンストラクター日本一決定戦がこのJAF GPで行われます。
他にサポートレースとしては、Vitzレースが行われました。

Vitzレースは台数が多くて、接戦だから面白いね。


このJAF GPは、Super FormulaとSuper GTのレースが同日に開催されるのが
いつものイベントと違うところですね。

パレードランでは、↑のようにGTとフォーミュラが混走。
両方のレースに出るドライバーは大忙し。


まずはGT300。



1日目はS Road NDDP GT-Rの佐々木大樹選手、
2日目はエヴァRT初号機アップルMP4-12Cの加藤寛規選手が優勝でした。
佐々木選手はGTキャリアで初優勝。
FCJの頃からレースを見てたけど、落ち着いていて、レース運びがうまいドライバーという印象。
今回もスタートでミスして、一旦、後方にドロップしたけど、
そこから1台ずつ確実に抜いていって優勝でした。
加藤選手は今シーズン初優勝です。
今年、エヴァマクラーレンはかなり苦労してたから、加藤選手、最後に報われた感じですね。
来年はエヴァマクラーレン大暴れかなぁ?


そして、今回のGT300で大活躍だったのはこの車のドライバーたち!!!

35号車のNISMO ATHLETE GT-R GT3をドライブした、
アレックス・バンカム選手とルーカス・オルドネス選手。
どちらも、日本ではあまり有名ではないかも。
この二人、ゲームのグランツーリスモから誕生したレーシングドライバーなんです。
特にオルドネス選手は、元々、普通(凄腕?)のゲーマー(笑)
(バンカム選手はレース一家で育ったそうなので、レースと接点が無かったわけではないようです)
二人とも、スーパーGT、そして富士スピードウェイでのレースは今回が初めて。
にも関わらず、バンカム選手はトップ独走、オルドネス選手もトップ集団で走行をしていました。
レース中盤まで、どちらも優勝、表彰台!?って感じでしたが、タイヤやホイールナットトラブルで
今回は下位でのゴールとなってしまいました。
2人とも良いドライバーですねぇ。
いきなり乗って、予選でポンッと良いタイム出して、レースでもトップ集団走れちゃうんだから。
ぜひ、来年、スーパーGTのレギュラーで乗ってくれないなぁ。


さて、ここで、ゆるキャラで一休み・・・?

トヨタのくま。
赤はよく見るけど、青はレア?
ちなみに、左側のお姉さんは2012年のクレインズの「なべじゅん」こと渡辺順子さんですね。
レースクイーンは全然知らないけど、歴代クレインズだけは知ってる(笑)
一番のお気に入りは2008年クレインズの暮羽優奈さん♪

初音ミクのところは黄色のキャラ。初音ミクと同じような髪?耳?つの?
森永から出てた「ぬ〜ぼ〜」ってお菓子のキャラみたい(笑)


さぁ、次はJAF GPのメインイベント!?
レジェンドカップです。
今年は86&BRZで行われました。

さらに、今年はオーナードライバーとレジェンドドライバーが組んでレースを行いました。


ピエール北川さんの容赦無い実況と、毎年恒例のペナルティで笑わせてもらいました。
やっぱり、このレースは良いね!
年に一回は必ずやってもらいたいな。
優勝は谷口選手&片山右京さん。
なんと右京さん、チェッカー後に自分が観ていたヘアピンでドーナッツターンしてくれました!

レース終了後は速やかにピットに戻らなければいけないので、通常はペナルティですが、
今年は初音ミクのグッドスマイルがレジェンドカップの冠スポンサーなので、
咎め無しとなりました(笑)


今度はフォーミュラ。
今年からフォーミュラニッポンからスーパーフォーミュラに名称が変わりました。

スタート直後に、小暮選手がこんな状態に・・・

誰かと接触したようですね・・・と思ったら、チームメイトとの接触だったようです。

レースしているお兄さん(一貴選手)の後ろでマシンを降りる中嶋大祐選手の姿が悲しい。
今年も琢磨選手が参戦してくれました。

予選がマシンの不調でまともに走れず、最後尾スタートだったのが残念でした。
優勝は国本雄資選手、スーパーフォーミュラ初優勝!


今年、GTでも優勝したし、いよいよ波に乗ってきたかなぁ。
FCJ、F3での圧倒的な強さは、本当にすごかったからね。
来年の走りが楽しみなドライバーの一人です。


最後はGT500。
レースも本当にプログラムの一番最後なので、夕暮れ時間帯です。
気温も下がって寒い、寒い。

グリッドに着く前に、みんなしっかりとスタート練習していきます。
路面温度が低いから、いつも以上にタイヤがグリップしないしね。


でも、さすがトップドライバーたち、大きなクラッシュもなく綺麗なスタート。


1日目優勝はKEIHIN HSV-010の塚越選手、
2日目優勝はENEOS SUSTINA SC430の大嶋選手でした。


最後に悲しいお知らせ。
こんなに楽しいJAF GP、今年で終わっちゃうみたいです・・・。
国内トップカテゴリーのフォーミュラと箱車のレースが
同時に観れるイベントが他に無いだけに、非常に残念。
シリーズ終わった後のお祭りレース的な感じも楽しかったのに。
何とか引き続き開催してくれないかなぁ。