これぞ、日本のトップカテゴリー!

昨日、今日と、富士スピードウェイフォーミュラニッポンのレースを観に行ってきました。


昨日は一日、写真撮影。
とは言っても、前日、仕事が終わるのが遅かったため、朝の走行はキャンセルして、
昼近くから行きました。
一日、雨もあまり降らず、曇りで気温もそこまで高くなく、まずまず快適な一日でした。
今日はカメラは家に置いていき、観戦に専念しました。
今回は1コーナーが自由席だったため、一日中、1コーナーで観戦しました。


フォーミュラニッポンのレースと言っても、フォーミュラニッポンだけのレースではありません。
魅力的なサポートレースも開催されましたよ!


まずはこちら。

ヴィッツレース。
ナンバー付き車両によるワンメイクレースの元祖とも言うべきレースです。
シリーズが始まって、かなりの年数経つので、いつもお馴染みの選手も多いです。
昔に比べると、ドライバーのレベルも格段に上がっている感じです。
バトルは各所で行われているけれど、接触はほとんどありません。
クリーンなレースが行われています。
今日の1コーナー観客席を一番沸かせたのは、このヴィッツレースのファイナルラップ
トップ争いでしょう。
普段、街を走っているヴィッツとほぼ同じ車両で行われるレースだけあって、
レース観戦初心者が見ても面白いと思います。
参加台数も多いしね。


次にF3。

メインレースのフォーミュラニッポンのすぐ下のカテゴリーです。
したがって、将来的には、このF3からフォーミュラニッポンにステップアップしてくる
若手ドライバーがいる可能性があります。
もしかしたら、将来のF1ドライバーもいるかもね。

それにしても、平川選手、今回は強かった!
トップに立って、ファステスト連発。
ミスも無いので、独走状態でした。

近年はトムスの一人勝ち状態が続いていましたが、昨年から流れが変わってきたようですね。
応援していた勝田選手は、予選は下位に沈みましたが、決勝は果敢なオーバーテイクを何度も行い、
Nクラスのトップ争いを展開。

しかし、ペナルティで10秒のピットストップで実質的なレースは終了。
残念でしたが、速さがあるのは確実なので、今後のレースが楽しみです。


今回で2回目(2年目)の開催となった、GTアジア。

様々なスーパーカーでレースが行われます。
ドライバーはアジア人のドライバーがメインです。
日本以外のアジアの国では、モータースポーツがあまり普及していないので、
速いドライバーもいないのでは?と勝手に思ってましたが、全然そんなことはありませんでした。
マシンもかなり速い(スーパーGTのGT300レベル)ので、ドライブもかなり難しいと思われますが、
日本人以外のドライバーでも速いドライバーが多かったです。

今後、もっと台数が増えれば、もっと面白いレースになりそうです。
優秀な選手やチームには日本のスーパーGTにも参戦してもらいたいですね。


GTアジアに近いレースがもう一つ。
ただし、こちらはランボルギーニだけのレースです。

これもマシン的には、かなり速かったです。
それにしても、こんなに台数がいると、そんなに高級車に見えない不思議さ(笑)
帰り道でランボルギーニを見かけても、驚かなくなるほどでした(笑)


そして、メインのフォーミュラニッポン
予選は1秒以内に10台くらいがひしめき合うという状態なので、ワンミスが命取りです。
マシン的にもドライバー的にも、ほとんど差が無い状態というのがすごいです。

予選最後のQ3は、始まった直後に雨でコンディションが悪化していったため、
早くピットを出た者勝ち状態でしたが。


決勝は雨が降ったり止んだりが約15分間隔で訪れるという、変な天候でのレースとなりました。

水しぶきが上がるような状態でも、あのスピードでスリックで走るドライバーは、
本当にすごいですね。
普通に考えたら、即スピンしそうな感じだけど。


今回もトムスが強く、1-2フィニッシュでしが、他のチーム、ドライバーも
良いレースをしていました。


特に若手が良い走りをしていたので、今後の活躍に期待です。
フォーミュラニッポンは、高速パレードになる確率が高いけど、
今回は最後までバトルがあって楽しめました。


フォーミュラニッポンは、チーム、マシン、ドライバー、どれも世界的に見ても
トップレベルにあるカテゴリーだと思います。
見た目でわかるけど、スピードもかなり速いしね。
でも、その凄さが、なかなか初心者には伝わりづらく、スーパーGTほどの
集客になっていないのが現状です。
台数も少ないから、あと8台くらいは欲しいなぁ。
予選落ちが出るくらいまで多くなれば、言うことなし(笑)
現実的には難しいだろうけどね。


オマケ:今回の購入品。

またミニカー買ってしまいました(爆)
今回は、2008年にマカオGPで優勝した国本京佑選手のマシンです。