みなさん、さようなら。また会う日まで。

jr72010-04-01

突然ですが、明日から南米コスタリカのプンタレナスへ行ってきます。
今まで内緒にしていましたが、現在の仕事は昨日で辞め、
自分で会社を立ち上げることにしました。
そして、その仕事の修行でコスタリカに行きます。


これから立ち上げようとしているのは、「手作り木製ハンガー」の会社です。
現在、日本で使用されているハンガーは85%が金属製で、13%がプラスチック製です。
木製ハンガーは、ほんの2%しかなく、その中で手作りのものはというと、ほぼありません。
しかし、これからの日本では、間違いなく、この手作り木製ハンガーの需要が急激に高まります。
おそらく2015年には、日本で使用されるハンガーの97%は手作り木製ハンガーになることでしょう。
これは、昨年、日本ハンガー協会がヘビーユーザーから集計したアンケート結果からも明らかです。
ところが需要が増えても、現在、手作り木製ハンガーを作っている会社は日本にはありません。
全て輸入に頼ることになってしまいます。
そこで、手作り木製ハンガーの会社を立ち上げようと考えたのでした。


では、なぜ、コスタリカで修行なのか?
コスタリカで使用されているハンガーは、実に99%が手作り木製なのです。
コスタリカ特産のスクピーラという木が、手作り木製ハンガーには最適で、
コスタリカには手作り木製ハンガー職人が少なくとも300万人はいると言われています。
そして、その多くの職人の中で、たったの4人しか存在しないのが
「Hanger Master of Hell(地獄のハンガー職人)」
と呼ばれる、コスタリカの国宝的な凄腕職人です。
3年ほど寝かした最高級のスクピーラを使用し、この地獄のハンガー職人が作った
手作り木製ハンガーは、世界各国の手作り木製ハンガー愛好家から羨望の眼差しが向けられます。
価格も通常の手作り木製ハンガーとは比べ物にならないくらい高価(市場価格1700円くらい)で、
これはもはや芸術品と呼んだ方が良いかもしれません。
なお、日本では、武田鉄矢さんがこの最高級の手作り木製ハンガーを愛用しているという噂を
小耳に挟んでおります。


そして、今回、コスタリカで修行させていただくのは、地獄のハンガー職人の一人
「ヨダソ・ウカバツ・ガシ(通称:ヨーガ)」氏の工房です!
彼の作る木製ハンガーは、非常に滑らかで、それでいてワイルド、かつ、躍動感溢れる造型で、
手作り木製ハンガーに興味が無い方が見ても「これはビビビッとキてるな!」というのを
実感できるほどのものです。
ヨーガ氏はそれほどのものを、本職のトルティーヤ屋を経営しながら、片手間で作っているのです。
(なお、彼の作るトルティーヤはうまくなく、地元での評判は悪い)


修行内容としては、まずは彼のトルティーヤ屋の新メニュー「スシ」と「テンプラ」を
担当することになりそうです。
その仕事が上手くできるようになった後、手作り木製ハンガーの修行へと入る予定です。


今回、大量に「すし太郎」を買い込んだため、行きのチケットしかありません。
帰りのチケットは、現地で働いて稼いだお金で買うことになります。
修行にどれくらいかかるかもわからないし、帰りのチケット分のお金もどれくらいで
貯まるかわからないため、いつ帰って来れるかはわかりません。
そんなわけで、みなさんとは当分会えなくなると思いますが、必ずコスタリカで一番の
スシ職人(すし太郎使用)になって帰ってきますので、また帰って来たら変わらぬお付き合いを
よろしくお願いします。
それでは、みなさん、また会う日まで!グッバイ、アディオ〜ス、さようなら〜!


※ちなみに、ネットは、フレッツひかりを導入済みだそうなので、テンプラ揚げながらとか、
 思う存分出来ると思います。