F1夢物語・・・夢の続きが見たかったぞ!!!

いやぁ、今年のF1、スーパーアグリのSA09すごいね!
今のところ、敵無しという感じで。
え!?ブラウンGPのBGP001だろって?
いや、まぁそうなんだけど・・・オートスポーツ先週号に興味深い記事が載ってました。


要約すると・・・
 ・BGP001は、2007年からスーパーアグリのスタッフと日本(栃木)のホンダスタッフが
  協力して作っていたマシン(SA09)がベース
 ・この頃にイギリスのホンダレーシング(今のブラウンGP)にも協同開発を伺ったが、
  独自で開発するとの返事
 ・開発中のSA09は童夢風洞実験も行っていた
 ・スーパーアグリ撤退後、ロス ブラウンがSA09を見て、翌年のホンダレーシングのマシンと
  することを決定した
 ・フロントウィングや今年話題になったダブルデッカーデュフューザーはSA09として
  開発されていた形状そのもの
というような感じ。
記事を書いたのは、今宮雅子さん(F1解説でおなじみの今宮純さんの奥さん)で、
情報元は日本のホンダスタッフだそうです。


BGP001がホンダが開発していたマシンであることはわかっていたけど。
まさかスーパーアグリの開発していたマシンがベースだったとは・・・。
スーパーアグリの撤退が無く、琢磨もドライバーとして残留していて今年を迎えていたらと考えると、
また日本に大きなF1ブームが来ていたかもしれないと思う。
琢磨とデビッドソンで、毎戦、ポール・優勝争いだからね!
スーパーアグリというプライベートチームが連戦連勝!
考えただけでもすごいわ!
そして、それが実現できそうなところまで来ていて、実現出来なかったことが、
ちょっと、いや、かなり悔しい。。。


スーパーアグリのスタッフって、優秀な人が多かったんだねぇ。
まぁ、1年落ちのマシンで入賞出来るくらいのマシンに仕上げてくるくらいだからね。
イギリスのホンダレーシングは独自で開発すると言っていたらしいので、
もし、今年、スーパーアグリもホンダも残っていたとしたら、ホンダF1はダメだったかもねぇ(笑)
一番良かったのは、スーパーアグリが残っていて、ホンダF1が昨年限りで撤退して、
ホンダF1の資産をスーパーアグリが受け継ぐってパターンだったんだろうな。


あと、やっぱりロス ブラウンはすごい。
スーパーアグリの開発していたマシンがポテンシャルがあるって見抜いたんだもんね。
下手したら、今年最速マシンはお蔵入りだったかもしれないのに。
(ハエみたいな誰かさんの独断だったら、まずお蔵入りだっただろうなw)


さて、F1も中盤戦に入ります。
このままバトン独走状態でシーズンは進むのか?
また、来年のバジェットキャップ問題もまだ揉めているので、そちらもどうなるか興味津々です。
揉め続けて、新シリーズ立ち上げでF1を超えるシリーズが出来ても面白いなとか勝手に思ってます(笑)