スーパーフォーミュラ合同テスト。

今日はスーパーフォーミュラの公式合同テストを観に行ってきました。
ダラーラ製の新しいシャシーSF14に、新しい直噴ターボエンジン搭載という、
全てが新しいマシンに、各チームがカラーリングして(一部チームはまだ未塗装、または一部塗装)
走るので、非常に楽しみにしていました。


走行開始前にピット裏から撮影。


そして、10時からいよいよ走行開始。



音は去年までと比べると低くて小さい。
でも、複数台で走行すれば、それなりの音量となるので、迫力不足とは感じませんでした。


それにしても、このマシンはカッコイイね!
今年のF1の不恰好さもあり、現時点では世界で一番カッコイイフォーミュラカーだと思います。
やっぱり、どうせならカッコイイマシンでのレース観たいし、良いことだと思います。



タイムも、すでに昨年のマシンよりも速いタイム(1分21秒台)を記録していて、
昨年よりも速いのは間違い無さそうです。
2008年に富士で開催されたF1の決勝ベストタイムが1分19秒〜20秒台くらいなので、
その2秒落ちくらいまで来ているんですねぇ。


今回のテスト走行は、富士スピードウェイ側でいろいろな企画をしてくれていました。
・みんなでサーキットフォトセッション
・エキサイティングシャトルツアー
・激感エリア(ピットレーン)
・スタンプラリー
・テクノロジーラボラトリーツアー
などなど。


激感エリアは実際に行ってみましたが、ピットロードのところまで出れるので、
非常に近い場所でマシンを観ることが出来ます。
写真撮影については、望遠レンズを持っている人にはあまり有り難味は無いかもしれませんが、
コンパクトデジカメや、携帯電話、広角レンズしか持っていない人には、
他の場所より良い写真が撮れると思います。
初めてレーシングカーを観る人には、絶対オススメです。


テクノロジーラボラトリーツアーも参加してみましたが、非常に良かったです。
技術系の話(今回はエンジンと燃料流量計(燃料リストリクター))に興味がある人には、
とても勉強になると思います。
技術系の話はちんぷんかんぷんという人でも、そのお話の後の富士スピードウェイ施設巡りと
チーム ルマンのピット訪問はとても楽しめると思います。
こんなところ(管制室)や、

こんなところ(計時室)

など、普段は一般客は立ち入り出来ない場所に行けます。
ピット訪問は、間近でマシンやドライバー、エンジニアやメカニックの方の仕事が見れて、
かなり興奮しますよ!!!
(ただし、今回はシーズン開幕前ということもありピット内での写真撮影は禁止でした)


今まで、テスト走行の時は特にイベントなども無かったですが、今回のような
企画をしてもらえると、よりいっそう楽しめて良いです。
準備などが大変かと思いますが、今後も続けていってもらいたいと思います。


お昼には、ピットロードが開放されて、整備中のマシンなどを観ることが出来ます。
今回、動画撮影用に、先日購入したばかりのSONYのアクションカム(HDR-AS100V)を
持っていきました。
もちろん動画は撮りましたが、写真撮影にも使用しました。
これが、なかなか面白い写真が撮れるんです!




魚眼で広い範囲が写るし、このアクションカムでしか撮れない構図でもあるのです。
本体自体が小さく軽く、また、iPhonewifiで繋げて操作出来るので、このような構図が実現しました。
ちなみに、テクノロジーラボラトリーツアーで撮影した写真もアクションカムで撮影したものです。
動画は編集してから、後日公開予定です。お楽しみに。


さて、午後の走行、終わりに近い頃に大きなアクシデントがありました。

一台のマシンがホームストレート上で出火!中山友貴選手のマシンです。
中山選手はすぐに脱出して怪我などはなかったようですが、
マシンは激しく燃えていたので、損傷具合が心配です。
中山選手のマシンに目がいっていて気付いていなかった人が多いと思いますが、
実は、時同じくして、1コーナー立ち上がりで出火していたマシンがあったのです。

野尻選手のマシンです。
こちらはマシンを止めた時点でそれほど火は出ておらず、野尻選手が自分で消火出来たため、
大きな火とはならずに済みました。
今年のマシンはターボが付いたので、このような熱害があるのでしょうね。


最後に。。。
今年のマシンはブレーキング時のローターが綺麗!

こんな感じで赤くなります。

今日は曇りで17時過ぎには結構暗かったので、こんな感じになりました。

なので、写真撮影はハードブレーキングポイントがオススメです(^-^)
スーパーGTのGT500車両も同様なので、鈴鹿1000kmのレース終盤なんかは
個人的に撮ってみたいタイミングですね。