F1日本GP =レース編=。

決勝日の朝、最悪でした・・・。
何が最悪って、バスに乗った途端、お腹が痛くなりました(T-T)
朝早くて寒かったのと、前の席の人がバスに乗るなりエアコンをONにして、
その風が自分の足元にきて寒かったのが原因かと。
あと、3日間、毎朝早起きだったのも原因かもなぁ。
途中でバスを降りたかったけど、降りるに降りられないし、必死に着くまで痛みに耐えましたよ(笑)
着いてからもお腹痛いのは収まらず、雨よけのための休憩所で座って休んでました。
しばらくして、日が出てきて暖かくなってからは良くなりましたけどね。
でも、この日は寒かった・・・フリース着て、膝にブランケットかけて、
靴の中にホッカイロ入れてたけど、それでも寒かったからね。
雨じゃなくて、本当に良かった。


さて、レースはというと、一番大きかったのはスタートでしょう。
ポールのハミルトンですが、ライコネンに先行されて、マッサにも並ばれて焦ったのか、
無謀なインからの特攻!





「あ〜、やっちゃった・・・」
テレビだと、そうでもなかったけど、現場ではもっと危険な感じでした。
ハミルトン推しですが、あれはダメですな。
インから仕掛けるには、アウト側の車もコース内にとどまれるようにラインを取らないと。
イン側に出た時にコバライネン、1コーナーでブレーキロックさせた時にライコネン、マッサが
よく見ていて避けてくれたから当たらなかったけど、普通にターンインしてたら当たってたからね。


なお、ハミルトンのことが目について、あまり話題になっていないと思うんだけど、
実はクビサもブレーキロックさせて、アウト側にはらんでいます。
前方の混乱が無ければ、クビサが前のマシンに突っ込んでいた可能性が高いです。
初めての富士でのドライスタートということで、ブレーキングの要領がわからなかったのかもしれないけど、
世界でもトップのドライバーたちですからね、もうちょっとうまく出来なかったかな。
ハミルトンは去年もそうだったけど、タイトルのプレッシャーがかかってるんだろうな。
ポイントリーダーだし、あそこで無理にインを取りに行く必要はなかったのに。
フェラーリ2台に先行されても、3位を確実に獲得するレースをしなきゃね。
才能としては天才的な部分があるから、期待して応援してるんだけど、こういうミスが痛いね。
強気な発言も精神的にまだまだ弱いということの裏返しで、強がってるだけなんだろうなぁ(^-^;
今後、精神的に強くなって、こんなミスをしないようになれば、相当、良いドライバーになると思うけどね。


そして、マッサ。
ハミルトンと当たって、ハミルトンがスピンした時は、自分のいた観客席では拍手喝采でした・・・。
ハミルトン推しの俺としては完全アウェー状態(^-^;
まぁ、スタートでのこともあるし、フェラーリファン多いしで、そんな状態なんだけど。
ただ、あのダンロップコーナーでは、完全にマッサがミスしてるので、あそこはマッサがひかずに
当たったら、ペナルティ対象となるよね。
あの時点では、ハミルトンのスタートがペナルティ確定とはなっていなかったんだけど、
ペナルティ対象となる可能性が高かっただけに、あそこで当たってしまうのはもったいない。
その後のブルデーとの接触も、不必要なものだった。
ブルデーとしては、あれ以上、避けようが無いんだし、マッサはインを閉めちゃダメだね。
マッサもタイトルがかかってるだけに、焦ってる感じ。
結果的に、ブルデー側にペナルティとなったわけだけど、あの裁定もおかしいね。
同一周回で、コース上での争いなのに、なんでブルデー側だけペナルティなんだろう?


アロンソは、やっぱりすごかった。
ミスが無いねぇ。走りにムラが無い。
毎ラップ、ほぼ同じラインをトレースしていってる。
他のドライバーだと、少しブレーキングが遅れて、ラインが乱れたりがあるんだけど、
アロンソはほぼ無いからね。
優勝に値する走りでした。
これで、性能の良いマシンに乗っちゃうと、ミハエル黄金期の再来となりそうなので、
来年も性能が一歩劣るマシンに乗ってくれると、シリーズとしては面白いな!
アロンソファンに怒られちゃいそうだけど(^-^;


ヤルノは、フリー走行では調子が悪く、グロックの陰に隠れていたんだけど、
予選ではいきなりグロックの前に!
決勝でも粘り強く上位を走っていましたね。
ベテランのパワーを感じました。

ベテランと言えば、今年で引退を表明しているクルサード
クラッシュしてしまいましたが、結構激しいクラッシュだったので、怪我が無くて何よりです。


一貴のアクシデントはよく見えなかったんだけど、もらい事故だったっぽいね。
あのポジションにいたのが運のツキかな。
フリー走行の走りを見てると予選Q3まで行けそうだったし、Q3まで行っていれば
荒れたレースだっただけに、表彰台もあったかもしれないんだよねぇ。
ミスらしいミスはほとんど無かったので、うまく噛み合えば、今後も良いところを走ってくれそうな
期待は抱かせてくれました。


そして、来シーズンは、琢磨にも帰ってきて欲しいな。
琢磨やスーパーアグリの横断幕も、数多く出てましたよ。
帽子かぶってる人も多かったし。
そういう自分も、スーパーアグリ(琢磨仕様)の帽子を買ってきました。
やっぱり、日本発のチームってことで、思い出深いしね。


今年は席も良くて、バトルも数多く観ることが出来ました。
来年は鈴鹿なのでたぶん行かないでしょうが、再来年を楽しみに待つとします。