時代を創ったF1マシンたち。

昨日は、東京オペラシティで開催されていた「F1 疾走するデザイン」を見に行ってきました。
(残念ながら写真撮影は禁止だったので写真は撮ってきてないですが、上記HPより見てください。)


この展示自体は、フジテレビの番組(展示されているマシンを森脇さんが解説)で知りましたが、
開催場所が東京なので交通費や駐車料金もかかるし、入場料も1200円と決して安いとは
言えない金額から、当初は行く予定は無かったのです。
ですが、行って正解でした(^-^)
マシンのみの展示ではなく、F1初期の頃のパンフレットやクレデンシャル、各コンストラクター
有名ドライバーの説明なども展示されていて、とても充実した展示内容で、これなら入場料1200円も
安いと感じました。
展示されていたマシンも初めて生で見るマシンが半分くらいあって、とても興味深かったです。


初期の頃のマシンは安全装備もあまり無く、この頃のドライバーは今とは違う意味で勇気が
あったんだなぁと感じました。
ドライバー自身の装備も、帽子&ゴーグルに半袖シャツ(!)って時もあったようで、
展示してあった表彰式の写真を見たところ、シャツはもちろん、
腕や顔まで(飛散してきたオイルなどで)真っ黒な状態で、トロフィーを受け取っていました(^-^;


今回、特に見たかったマシンは「McLaren Honda MP4/4」と「Williams FW14B」でした。
McLarenの方は、セナとプロストで16戦15勝という圧倒的な成績を挙げ、セナが初チャンピオンを
獲得したマシンです。
Marlboroカラーで、現在のF1マシンと比べると形状的にもかなりシンプルなマシンは、
すでに20年前のマシンですが、今見てもとてもかっこ良かったです。
Williamsの方は、マンセルとパトレーゼが乗り、アクティブサスペンション(Williamsは
リアクティブサスペンションと呼んでいたな)などのハイテク装備を搭載し、他車と比べ、
圧倒的なポテンシャルを発揮したマシンでした。
こちらもとても美しいマシンでした。
この2台が走ってた頃、日本ではF1ブームと呼ばれていた時代だったので、同じく思い入れの
深い方も多いと思います。


その他に、Renault R25の分解展示(カウルが切り取られていて、内部構造がわかりやすいように展示、
下面に鏡を設置して下回りも見ることが出来る!)や、同じくRenaultの塗装工程の映像、
歴代ホンダエンジンの展示、BRIDGESTONEタイヤの展示なども、とても興味深かったです。


結局、3時間程、見てしまいました(笑)
1時間あたりで入場料金を算出すると、400円だからやっぱり安いよね(^-^;;;


帰りに、ひでまちんさんお勧めの「アイルトン・セナ展」のパンフレットを買いました。
まだ大まかにしか見てないですが、こちらもかなり濃い内容になっているようで、
読むのが楽しみです♪