日本最大の豪華客船と富士総合火力演習。

今年の夏休みは土日込みで5日間でした。
(まぁ、翌日も健康診断で仕事は休みなので、そういう意味では6日間の休みでしたが)


前半は家の片付けをしたり、買い物したり、車のライトの配線を変えたりと
家で過ごしました。
家でばかり過ごしていても面白くないので、後半は出かけました。


まず、8月16日(土)は清水港に。
日本最大の客船「飛鳥II」が入港するので、それを見に行ってきました。
8時に入港予定だったため、7時半くらいに行ったのですが、すでに入港していました(^-^;


入港してくる様子を見たかったので、かなり残念でした。


8時頃からは歓迎セレモニーが始まり、音楽演奏や花束贈呈などが行われました。

船のデッキやバルコニーに乗船客がたくさん出てきて、その様子を見ていました。


それにしても、さすが日本最大の客船、デカイ!!!
港入口から見ると、そこに壁、もしくはマンションが建っているようにしか見えません。
入口からは全貌が見えず、一部分しか見えないのです。


豪華客船だけあり、今回のクルーズは4泊5日だかで最低22万円からだそうです。
どこかに泊まる時は、1泊5000円くらいの宿を探している自分には縁が無いかな?(笑)
まぁ、船での移動料金と飲食代も込みということを考えれば、
22万円でもそんなに高くないかもしれないなぁ。
日割りすると5万円くらいだし。
各地の港に寄ったり、船上で花火見たり、毎日、何らかのイベントがあるわけだしね。
ちなみに、この日は17時まで清水港に停船しており、乗船客はツアーバスに乗り換えて、
三保や久能山に観光に出かけていました。
(クルーズ料金に含まれているのか、オプションなのかはわからないけど)

いつか、こんな客船で優雅な旅に行ってみたいなぁ。


事前申し込みで船内見学に当たった人しか船内には入れないので、外を一通り見た後は、
河岸の市へ向かいアジのひらきと昼食に海鮮丼を購入。
一旦、帰宅した後、昼食を食べて、今度は伊東の大室山までドライブ。

連休だけあって、大室山も道中も混んでました。
暑かったので、伊豆オレンヂセンターでジュースを一杯。
以前にオレンジは飲んだことあったので、今回はブルーベリージュースにしました。

これがかなり濃くて美味しかったのですが、個人的にはオレンジジュースの方が好みかなぁ。


翌、8月17日(日)は富士総合火力演習を観に行ってきました。

一般公開日ではなく、関係者(自衛隊員の家族など)招待日でしたが、
焼津の八百屋さんがチケットの余りがあるということで一緒に連れて行ってもらいました。
以前から観に行きたいとは思っていたけど、チケット確保が難しいのと、
すごい混むということで、これまで行ったことはありませんでした。


関係者招待日ということで空いているかなと思ったけど、それでも結構多かったです。
一般公開日はこの比ではないんだろうけどね。
今回、スタンド席のみで、その下の地面には誰も座っていなかったんだけど、
一般公開日はそこまでぎっしりらしいからね。
天気が微妙だったけど、小雨が何度か降るくらいで、なんとか持ちました。


演習は前段、後段の2部構成となっており、前段は各兵器の紹介な感じで、
後段は実戦シミュレーション的な感じでした。
まぁ、前段から砲弾を撃ちまくるんだけどね、その砲撃の時の音と衝撃波のすごいこと!
小さい子はほぼ例外無く泣いてしまうほど。
そして、数km先の目標物にしっかり命中するのがすごい!





もちろん、命中しないと実戦で使い物にならないんだけど、それでもあの精度はすごいなぁと。
兵器に関しては全く無知なので、戦車やヘリコプターなどの名前はわからないけど、
それぞれ何種類かあるようです。





後段では実戦シミュレーションを実施。
某国が日本領土の島を占領したのでそれを奪還するという設定(笑)
大まかに説明すると、まずは遠距離のあちこちから攻撃していって、
それで敵が少なくなったり、ひるんだ隙にどんどん近距離から攻め込んで行って、
最後に総攻撃って感じ。







先にも書いたけど、命中精度の高さが素晴らしい。

また、準備から砲撃、そして撤収(または場所変更)までが非常に早い!
準備や撤収に時間がかかっていると、実戦ではその間にやられてしまう可能性もあるからね。




普段、絶対に見ることが出来ないものが見れて、なかなか面白かったです。
ただ、それも演習だからこそ。
これが実戦で使われたら・・・ってことを考えると、正直怖いです。
やられる側になった場合、あの精度じゃ逃げようもないし。
家の中などに隠れていても、温度センサーでいるのがわかっちゃったりするらしいしね。
もうどうにもならない。


今回は関係者招待日ということもあり、あちこちで自衛隊員の方とその家族が
談笑している姿を見かけました。
現在の日本は、竹島尖閣諸島北方領土の問題や、他国による空海の領域侵犯などあり、
その都度、軍事解決しちゃえば良いのにと軽く思っちゃいますが、もし実戦になって、
自衛隊員の人たちが戦場に行くことになり、命を落としたり、怪我をしたりしたら、
この家族の人たちも悲しむことになります。
そんなことを考えると、やっぱり戦争はやっちゃダメだなぁと感じます。
平和的解決が一番ですが、双方で納得のいく解決は無理そうだし・・・難しいな。


この演習には、そういう風に戦争の怖さの認知という役割もあるのかもしれないなと思いました。
観れる機会があれば、ぜひ観ることをお勧めします。